・メリット・デメリットは?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
記事の前半では『高配当ETFの特徴』を解説しつつ、記事の後半では『高配当ETFのメリット・デメリット』について解説します。
まずはじめに、この記事は投資をしていて高配当ETFに投資をしてみたいなー、これから投資を始めたい方向けの記事です。
高配当ETFに投資をしたい方は読み進めて下さい!
まだ投資をはじめていない方はつみたてNISAから始めるのがよいです。
下記の記事を読んでみてください。
高配当ETFってそもそもなに?
高配当の企業は安定した収益、株主への優先的に利益還元、成熟企業などの特徴があると見られ、経済環境や社会構造が変化しても持続的に成長が見込めます。
また高配当ETFは不況局面でも配当金が受け取れるため、高配当ETFは相場の下落に強いと言われています。
ETFと個別株の違いをそれぞれ個別に見てみましょう。
ETFの特徴
上場しているのでリアルタイムで取り引き可能
ETFは株式と同じく、市場が開いている時間であればいつでも売買が可能で、リアルタイムの市場価格が反映されます。
投資信託に比べて信託報酬が低い
ETFは証券会社を通じて取引を行うため、販売会社を経由しないので投資信託と比べると信託報酬が低くなります。
指数に連動している
ETFは日経平均やS&P500といった主要株価指数などへの連動を目指すものです。そのため大まかな動向が掴みやすいです。
個別株の特徴
欲しい銘柄をピンポイントで買える
高配当株や連続増配等株などにピンポイントに投資をしたい場合は個別株投資しかありません。米国株は配当利回りが高い企業や50年以上連続増配をしている魅力的な企業が多数あります。こうした企業を買えるのが個別株の良いところです。
信託報酬がかからない
投資信託やETFとは違い、自分で運用するため、信託報酬がかかりません。
集中投資が可能
自分の好きな銘柄だけに投資できます。
市場平均を上回ることができる
個別株投資ではうまくいけば市場平均のリターンを上回ることができます。ただし、見極めるのが難しく、市場平均に勝つのはなかなか難しいところもあります。
下記の本は米国の個別株投資について初心者の方にもわかりやすく書かれているので一度読んでみてください。
それではそれぞれの特徴を踏まえた上でメリット・デメリットを考察していきます。(米国ETFを例にします。)
高配当ETFのメリット
個別株リスクをほぼ0にできる
個別株投資をしている以上倒産は避けられないリスクです。どれだけ分析しても必ず倒産しないという保証はどこにもないわけです。
安定したインカムゲインが得られる
高配当ETFは株価の上昇による値上がり利益よりも配当金を重視して構成されたものです。
そのため、株価の上昇による利益はあまり期待はできませんが、株価が下洛しても安定したインカムゲインが得られるメリットがあります。
配当金の再投資で資産を大きくできる
安定した配当金が入るため、それを生活費などに使うことをいいですが、それを再投資することによって資産をさらに大きくすることができます。ただし、再投資を手動で行わければならない所は注意が必要です。
高配当ETFのデメリット
配当金に税金がかかる
配当金が入金された時点でそのときの利益が確定する形になります。そのため配当金を受け取るたびに税金がかかることになります。米国ETFだと二重課税になります。確定申告でいくらかは戻ってきますが、大きなデメリットになります。
キャピタルゲインに期待はできない
高配当を出す企業は成熟企業が多く、企業の精緻はあまり期待できません。なのでキャピタルゲイン狙いの人にはあまり向いていません。
ただし、一部の企業では両立している企業もあります。例えばJNJやMCDなどです。ふたつとも多くの投資家に人気のある企業です。
高配当ETFのメリット・デメリットまとめ
ここまで高配当ETFのメリットやデメリットを見てきましたが、最後にもう一度確認しましょう。
・個別株リスクをほぼ0にできる
・安定したインカムゲインが得られる
・配当金の再投資で資産を大きくできる
・配当金に税金がかかる
・キャピタルゲインに期待はできない
これらのメリット・デメリットを理解したうえで投資をしましょう。
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